なんの番組だったかすでに忘れてしまったが、いとうあさこが「50過ぎたら何をしていてもダルい」と言っていた。アジャコングも言っていた。それを聞いて、よかった私だけじゃないとホッとした。あんな強靭な肉体を持つアジャコングでさえダルいのだから、安心だ。
それにしても、何をしていてもダルい。
毎日起きて仕事に行っているだけでも我ながら立派だと思う。家事は一切やってないが、許してたもれ。
仕事をしながら家事や育児をこなし、親の介護までしている同世代は大勢いる。私の周囲には元気な人が多いので、自分だけが虚弱なのでは?とやや不安になるが、職場ではみんなそれなりに気を張ってやってるんだろうと思う。本人が抱えている苦労や辛さは外からは見えづらい。私もよく「元気そうでうらやましい」と言われる。どこらへんが!?という聞き返したい気持ちはヤマヤマなのだが、「大丈夫?顔色悪いよ?」と心配されるよりはマシかもしれない。
とりあえず今は、アミノ酸の摂取と、加味逍遥散と桂枝茯苓丸(漢方薬)のお世話にもなりつつ、キューピーコーワゴールドαと命の母を飲んでいる。もはや何が効いているのかわからないが、「もうだめでござるよ・・・」となる日は以前より少し減った気がする。それでも月に何日かは本気で調子が悪いので、こんなものなのかもしれない。
更年期の長いトンネルを抜けたらそこには何が待っているのか。そもそも、このトンネルがいつまで続くのか見えないところが不安ではあるが、自分の体を労わりながら、なんとか今を乗り切っていきたい。