そろそろ年末進行、である。
11月後半から年内納品に向けて怒涛の日々が始まる。
というか、もともと納品時期というのはある程度決まっているので、それが年末だったりすると「まだ先だし」と9月10月はのんきに構えていたりするが、11月になると「あれ?もしかして、やばい?」となる。11月後半からはそれに拍車がかかる。年末年始は会社も協力会社も関係者も休業に入るので、年末納品といっても、20日頃には完了してないと困るみたいな仕事が多いのだ。
そんなわけで、私も全然追いついていない仕事をこの週末も泣きながら片付けている。(終わらねえ!)
母が冬用のパジャマを買いたいというので、日曜の午後、リニューアルオープンしたばかりの「そよら今治馬越」に連れていく。
我が家から最も近い大型商業施設で、食料品から衣料品、生活雑貨まで何でもそろうので「サティ」時代から利用頻度は高かった。サティがイオンになり、イオンリテール株式会社事業の「そよら」。いつまでたっても名前が覚えられず、いまだに「サティ」と言ってしまう。もしくは「下のイオン」(そこから5分ほど上った山の上にイオンモール今治新都市があるため)。
リニューアルして「そよら」になったこの大型商業施設には、県内初のサイゼリアが入ったことで今は今治で最もアツいスポットになっている。あと、ダイソーが3店舗入っているとか、ミスタードーナツがあるとかが売りである。人と会うと「そよら、行った?」が挨拶代りになっている。
そんな「そよら」では、セルフレジが大幅に導入されていて、婦人服や衣料品の売り場ですら、自分で商品バーコードをスキャンしていくシステム。私は他の店でだいぶん慣れてきたので、そっちの方が便利だと思うが、70代後半の母は「こんなんじゃ、一人で買い物にも行けない」「何も買えない」「買う気がしない」とモーレツな抵抗を見せていた。ようやく、レジの自動支払いに慣れてきたところからの、バーコードスキャンまで自分でやれというスパルタデジタル化の流れに「ついていけない」「年寄りは買い物するなということか」と愚痴が止まらない。
本当にそうだと思う。若い人には便利になるが、老人には厳しい時代になってきた。私もギリギリのところにいる。
同僚の3歳の子どもが、当たり前にタブレットを操作している姿を見て、この子達が大人になったらどんな世の中になるんだろうと思った。・・・頑張りたい(いろいろと)。