まったくゴールが見えない我が家の断捨離。大型家具や家電も多いし「最終的には業者頼み」という結論には至ったものの、「要・不要」の仕分けは必要なので、できるところまでは自力で頑張ろうと思っている。
物置部屋は不用品しかないので、捨てる一択なのだが、それにしても謎のものが多すぎて手に負えない。亡き祖父の軍服や戦時中のものまで出てきた。


ガチである。祖父は旧陸軍の軍人だった。
これはさすがに捨てられないが、どうすればいいのか。直系としては私の代で途絶えるのはわかっているので、これを託す相手もいない。いとこの子どもなどもいるにはいるが、これを「ひいおじいちゃんの形見だよ」と渡されても困るだけだろう。かといって、メルカリで売られるのも複雑だ。とりあえず、保管する。
他にも、亡き祖母が若かりし頃、旅行をした先々で拾ってきた石が段ボール箱一つ分出てきた。なんで石を拾ってきた?旅の記念なの?
庭にでもバラまけばいいかと思っていたら、よく見ると石ひとつひとつに油性マジックで祖母の筆跡で地名が書かれている。どうやら石を拾った場所を記しているらしい。これではその辺に捨てられない…。油性マジックで書くんじゃねえ。
使っていないタオルが反物の状態で衣装ケース3箱分。祖父母の着物やコート類の山。遺品を整理したときに大半は片付けたのだがまだまだ残っていたらしい。叔母の洋服やレコードまで。叔母や叔父にとっては実家だったわけで、物置代りに使っていたのだろう。ここには何人分の物があるのだ。
そんな感じで、もうすっかり行き詰まったので、ひと月くらい断捨離はお休みしようと思う。勢いづいて捨てまくっていた母もさすがに疲れたらしい。私も疲れた。
ゴールは遠い。