今年に入ってからかなり物を捨てているが、まだまだゴールは見えない。
祖父母の遺品がハンパないのである。とにかく何もかも取っておくクセのあった祖母が、旅先のホテルのパンフレットからレシートまで残していた。しかも、なぜか旅先で石を拾って帰っており、観光地の名前が油性マジックで書かれた石が段ボールいっぱい出てきた時は気が遠くなった。記念品というか、祖母なりの思い出の残し方だったのだろうけど。油性マジックはやめてほしかった。

そんな感じで、扉を開けるごとにビックリアイテムが発掘されるので、片付けはいっこうにすすまない。祖母の遺品はほぼ処分させてもらうことにした。遺品といっても、プリンのカップやアイスクリームのスプーンとかなのだが。昔のひとはモノを大事にしていたことだけは心底わかった。
遺伝なのか、父も物をため込む人である。ていうか、きっと、捨てるという概念がない。押し入れ1ブロックから、サラリーマン時代の父の書類が大量に出てきた。30年以上前のもので、本人はここにあることを知らないだろう。思い切って全部捨てた。新婚旅行の時に使ったらしい白いアタッシュケースも出てきた。シミとカビでえらいことになっていた。捨てた。
土曜日、70Lのゴミ袋5つ分をクリーンセンターに持ち込む。50キロで500円だった。
あともう少し、自力で整理したら、あとは処分を業者にお願いするつもりでいる。残るはタオル類。これがとんでもない量なのだ。暑くなる前になんとかしておきたい。