お盆休みに読んだ一冊――高田晃さん著『とにかく早起き』。
感化されやすい私は、まんまと影響を受け、そこから早起き生活をスタートさせた。気づけばもう半月ほど続いている。
もともと、朝5時半には起きていたので、十分早起きではあったのだが、今は4時に起きている。
早起きの魔法
本にも書かれている通り、早起きの最大のメリットは「一日がとにかく充実する」こと。
これまでは時間に追われて過ごしていたが、朝4時に起きることで、自分だけの「自由な1時間半」を確保できた。後回しにしていたことや「時間があればやるのに」と思っていたことが、ちゃんとできるようになる。これは想像以上の幸福感である。
時間に振り回される側から、時間をコントロールする側へ。たったそれだけで、毎日の充実度は驚くほど変わる。
4時に起きて何をする?
最初はまだルーティンが固まっておらず、試行錯誤の日々。実際にやってみたのはこんな感じだ。
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- 朝ヨガ(YouTubeで15分ほど)
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- なかやまきんに君の筋トレ(20分)
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- 部屋の片付け
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- 表情筋トレーニング(シートマスク+変顔)
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- 読書(積ん読消化)
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- 映画鑑賞(Amazonプライムのモトをとりたい!)
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- オンライン講座で勉強
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- 1日の仕事のスケジュールを立てる
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- ジャーナリング(書く瞑想)
この中から、自分に合うものを組み合わせて静かに過ごしている。家族は寝ている時間なので、キッチンや共有スペースでガサゴソ音を立てるのはNG。全部自室で完結させるのが鉄則だ。
続けてみて気づいたこと
やってみて、個人的に向いていないと感じたのは読書と映画。朝イチは眠気を誘ってしまい、二度寝の危険大(笑)。筋トレも、目覚めたばかりの体には負荷が強すぎて続かなかった。ただ、早朝からなかやまきんに君を見るのは元気が出て、いい。1日の始まりには、明るい人を見た方がいいということも学んだ。
定着しつつあるのは、
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- シートマスクを貼りながら、体のストレッチと表情筋ストレッチ
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- 1日の業務スケジュールを立て手帳に記入
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- ジャーナリングで頭と心を整える
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- その後、1時間ほど勉強に充てる
という流れ。5時半になると家族も起きているので、キッチンへ行き、お弁当を作り、朝食を作って食べて、身支度をして出勤する。今のところこれが一番しっくりきている。
習慣化の壁と、その先にあるもの
正直、最初の1週間は、やっぱり無理だと思う瞬間が何度もあった。けれど、メリットを体感してからは少しずつ慣れてきた。人は1カ月続ければ習慣になるらしいので、ここはもう少し踏ん張りどころである。
結論。
早起きは三文の徳 というが、やっぱりいいこと尽くし。
人生が変わるかどうかはまだわからないが、「一日が変わる」ことは間違いない。