断捨離

日々

私のGW後半は、テキパキと計画通りに進行中。
遠出をする気ものんびりする気もなく、ただひたすら予定をこなしている。タスクを片っ端からこなしていく、消化されていく感が心地よく、たぶん私は一生こんな感じでいくんだろうなとあらためて思った。のんびりできない性分なのだ。

さて、本日の目標は家の食器棚を片付けること。
田舎の家あるあるで、我が家には大量の食器類がある。食器棚に収まりきらないものは納屋の収納庫にもあるので、目に見えているものがすべてではないというのが恐ろしいところ。まずキッチンから始めようと提案し、数十年間ほぼ手を入れていなかった食器棚を整理することにした。

一旦すべての食器を出して、いるものいらないものに仕分け、棚に戻す、という作業を母と二人黙々と繰り返す。最初は渋っていた母がようやくやる気(捨てる気)になってくれたので、今がチャンスとばかりどんどん処分していく。が、麺鉢は3個残せばいい私に対し、うどん用の鉢とそば用の鉢とラーメン用の鉢を各5個ずつ残したいと主張する母。根本的な考え方が違いすぎて話にならない。が、嫁いで50年、家族のために食事を作ってきた母が器への思い入れがあるのは間違いないし、そこを無碍にするのもナンなので、とりあえず母の言う通りにする。

衝撃だったのは、爪楊枝立てが20個、茶たくが40個、コーヒーカップは50客あったこと。昔は法事や祭りや盆正月に親戚が大勢集まっていたし、来客も多かったのでこのくらいは必要だったのだと思う。しかし今はめったに人も来ないし、家族3人が使う食器があれば十分なのだ。それでも「何かあったときに必要だから」と今でも母は言う。何かあったときってなんだよ?って話だが、けんかになるので言わない。それでも三分の一くらいの量は捨てられたので、かなりの進歩である。ちなみに、この写真は、Afterである。減らしてコレ?という心の声が漏れてしまいそう。

ドラスティックにものを減らすことは、たぶん難しい。少しずつ親の意識を変えていくしかないのだろう。気が遠くなるが…頑張るしかない。