リトリート

昨日散々愚痴ったが、それでも私はかなり恵まれていると思う。
今のところ、考えるのは自分のことオンリーだからだ。しかも、仕事のことだけ。もちろん、それに付随する人間関係や諸々の悩みはあるが、育児や看護・介護、家庭のことや健康面などは、ほぼ無問題。それだけでもありがたいと思えって話だ。

子育てをしながらフルタイムで働く女性は私の周りにも大勢いる。一体どうやって仕事と家事育児を両立してるんだろう？？私は自分のことだけでこんなにいっぱいいっぱいだというのに。心から尊敬する。

元気がないように見えたようで、昨日ある人に「美味しいものを食べろ」と言われた。なるほど。それはいいアイデア！

それで今日は、隣町までドライブがてら美味しいイタリアンで一人ランチを食べ、高いチーズとペンネとバケットとシャインマスカットを爆買いし、温泉に立ち寄って帰ってきた。ほんの数時間だが、心が解けた。これぞ、リトリート。

リトリート（Retreat）の本来の言葉の意味は、「退去・隠居・避難」。日常から離れた環境に身を置き、自分だけの時間も持ったり、いつもと違った体験を楽しんだりすることで心身の回復を図るというものだ。

忙しい現代社会で、自分と向き合う時間を持つことや心からリラックスできる時間はそれほど多くない。止まることなく進んでいく人生の中で、自分自身に向き合い、休みを与えてあげることも時には必要。

長い休暇がとれるようならそれに越したことはないが、長く休めば休むほど不安が増す社畜要素の強い私は、1日が限界だ。それでも、HPはかなり回復したので、これを繰り返せば精神的に病むことはないだろうと思う。しんどいと思ったら頑張りすぎず、すぐ立て直しを図るところも私の長所、かもしれない