お風呂で気分転換

思うこと

年度末。ゴールが見えたような見えてないような、相変わらず多忙な毎日を過ごしている。
先方の都合で納期を1か月遅らせた仕事があり、それが終わらないがために落ち着かない。
何度お願いをしても、担当者にこちらの意向が通じない。そもそも聞く気がないのか、忘れるのか、理解できないのか、それすらもわからないので、ストレスが募るばかり。上の人を呼んでこい!!と叫びたくなる日々。叫べないけど。

そんな私が最近ちょっとした楽しみを見つけた。それは、毎日シャンプーを変えること。
ドラッグストアでいろんな種類のトライアルサイズのシャンプーとコンディショナーを買い、気分転換したいときはそのシャンプーを使ってみる。お風呂タイムが充実してかなりリフレッシュできるのだ。

最近シャンプーが高い(というか、高級なのが多め)1,500円超えはザラだ。気になるけど、いきなり本体を買うのは冒険だなあと思うときに、トライアルサイズは100円くらいで売られているので、手を出しやすい。実際に使ってみて気に入れば、ボトル本体を買えばいいので、1回使い切りタイプはかなり便利。本体に比べれば割高にはなるけど、毎日じゃなければそこまで気にはならない。私の場合、日々使うシャンプーは長年同じものをボトルで使っていて、気分転換用にトライアルサイズのを使うという感じで使い分けている。

イライラしたり気分が沈んだりしたときこそ、ちょっといい香りのシャンプーの出番。いつもと違う香りと使用感で気分がリフレッシュできる。一日頑張ったご褒美でもいい。自分にちょっとしたご褒美を用意しておくことが、健やかな日常生活を過ごす秘訣だと思う。

私よりも少し年齢が上の知り合いの女性が言っていた。「50歳を過ぎたら、自分にも他人にもやさしくしないとしんどくなるだけ。特に、自分のことはとことん甘やかしていいんだよ」と。それを聞いたのは数年前。私はまだ40代だったので、ふーん、そんなもんかなあと思っていたけど、今こうして50を過ぎるとその言葉が深く身にしみて感じる。

頑張りすぎていたとは思わないけれど、わき目も振らず走ってきた感はある。丁寧にやりたかった仕事は、ただ自分がやりたくて丁寧にやっていただけだったと気づくこともある。最近はようやく周囲の人に手伝ってもらうことに抵抗がなくなってきた。割り振られたこと以上に力を尽くすことは、50歳を過ぎてやめている。それでも抱え込みすぎる傾向は、相変わらず強い。もう少し楽になれる方法を手に入れたいと思いながら、今日も新しいシャンプーの香りに癒されている。